マンガ版「君たちはどう生きるか」は余裕で名作だった件〜書籍レビューログ〜
漫画版の「君たちはどう生きるか」読みました。1937年に出版された「吉野源三郎」さんの小説を読みやすく漫画化したものらしいです。基本、電子書籍派なのですが、代官山のTSUTAYAの人気ランキング的な棚に配置されていたのを見て衝動買いしました。超簡単にあらすじも書きますので、「ネタバレがちょっと・・・」という方は閉じていただいたほうがいいかもしれません。原作は、ジブリの宮崎駿さんや、最近はテレビで引っ張りだこの池上彰さんが愛読してるようですね。
あらすじ
- 主人公の少年コペルくんが、教養のある叔父さんから生きる意味のヒントをもらいながら成長をしていく。なんか自分もこんなことあったなぁという気持ちで読み進められるのではないでしょうか。こんな叔父さんが自分の子供時代にいてくれたら、また、自分もこの叔父さんみたいに後世に何か気付いてもらえるようなことをしたいと思ってしまうくらい「気付き」を与えてもらえるような内容です。
ザクッと要点
- 世の中は自分中心で回ってはいない。あくまで大きなナニかの1つの構成物として捉えるような俯瞰的な視点
- 人間は、唯一自分で考えて自分の行動を決定できる。それゆえたくさんの過ちも犯してしまうが、それを反省して次に活かすことができる
- 過去の偉人を知ることは大事。だが、一部の成功事例に捉われず、どのような流れでどのような人類の進歩に対して貢献したか、どのような失敗をしたかを知り、考える必要がある